10月1日 ピンク×グレー コーディネート図解もしてます

今日はピンク×グレー基調で。
パラスパレスのストール、シーバイクロエのバッグ、トップスはGAP、パンツはデプレ、ZARAのパンプス。

ブレスレットとネックレスもピンクとグレーでリンクさせています。




実は、コーディネートで最も重要視しているのは『色』です。
『今日は何色を着よう?』からスタイリングを考えます。
メインカラーが決まったら、そこへサブカラーを投入し、バランスを整えます。それから、遊びのパーツを加えていくという流れが多いです。

おそらく、職業柄、とても『配色』のバランスをとることが先行します。
デザイン視点の知識も加えつつ、今日はコーデ写真に解説を入れてみました。



まず、今日はピンクを着よう!!と決めました。
ピンクと黒の組み合わせなど、メリハリの効いたカラーリングも好きですが、この鮮やかなストールを使いたかったので、サブカラーは柔らかいグレーを選択。
※発色や明度の強いカラーが増えるとバタバタ落ち着かない印象になるので、グレーを選択しました。

首元、靴に視線の流れを止める強いアイテムを配置して外に視線を逃がさないバランスに。

それから、アクセサリーも視線を逃がさないという役目があると感じています。
  
Instagram(インスタグラム)をご存知でしょうか?
画像加工処理ができるアプリです。
このフィルタをざっと見ると、画像の四隅・縁を暗くする処理がほとんどです。
なぜ暗くするのか? いい感じに見えるからですよね?
では、なぜいい感じに見えるの?


実は、これは絵画の基礎的なテクニックでもあるのですが、四隅・縁に暗さを施すことで、視線を外に逃がさない効果があります。
額装するということも、これに当てはまると思います。
ポストカードやなんでもない写真を額に入れると、それだけでいい感じになりますよね?
外に向かって視線が逃げると、どうしても絵に注視する効果が弱まります。
印象が弱いということは、作品としての完成度も低いということになってしまいます。

要は、四隅・縁に暗さを施すことで、簡単に完成度を高めることができるということです。


全てにおいて、この法則が絶対ではありません。
完成度を高めるひとつのテクニックとしてお考え頂ければと思います。


アクセサリーに話を戻します。
なので、アクセサリーとは体の末端に向かって着用することが多いですよね?
アクセサリーは美しさをアピールするというだけでなく、視線を止める、引き締める役割があるのだと私は思っています。
視線を逃がさないことによって、スタイリングの完成度を高める重要なアイテムだと考えています。
だから、毎日、ブレスレットは欠かせないのです。

その引き締めるアクセサリーの『色』もまた重要です。
長くなったのでアクセサリーの『色』のお話はまた今度に。 

今日のカラーリングを平面に落としこんでみると
こんな感じになります。
淡いピンクが白とグレーの間で、コントラストを緩和し、ピンクのトーンの幅を広げ統一感を生み出す役目をしています。
指でこのピンクを隠すと、とても寂しい印象になります。 ストールのピンクが浮いた印象になってしまいます。

※コントラスト
明るさと暗さの対比(もっと多くの意味がありますが、ここでは明暗のことです)

ストールにあるブルーのラインとバッグのドットを投入。
ドットのピンクが加えられて、更にピンクの印象が統合され、
『ピンクのコーディネート!!』って感じになりますね。
ストールのブルーのラインはピンクが多すぎてくどくなった時のクールダウンに最適です。


とまあ、長くなってしまいましたが、色というのを図解すると、こういうことになってきます。
というか、こういう能書きもデザイナーの仕事のひとつだったりします(汗


ご参考までにご覧頂ければ幸いです^^



ではでは、明日のお洋服を考えて寝るとします。

おやすみなさい~zzzz

※2022/02/23再編集

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